モノクロ
先日現像に出していたモノクロフィルムの引き取りに行ってきました。
今回はそのことについてです。
フィルムで撮った写真を比べてみると、日頃スマートフォンなどの写真との違いがよくわかりますね。
ざらざらしているような感じ。チャーリーチャップリンの映画のような
技術革新が進んでいる現代では古いものが返って新しく見えてくることがあり、それが僕にはとても不思議に思えます。
「温故知新」とはよくできた言葉だと思います。
これまでのことを振り返り、それを踏まえたうえで新しいことを考える。
これってとても大切なことだなあと思いました。
でもこの時に忘れがちなのが、経験に捕らわれてしまうということ。
「今までこうだったから」
「自分の時はこうだったから」
「ずっとそうだったから」
知らないうちに結構やってしまいがちですよね(苦笑)
生駒も気を付けていきます!
何年も前の写真に見えます。
これは僕の前の誕生日に先輩と担々麺をがっついた日の写真です。そんなに昔ではありません!
写っているものは新しいのに写真の質感はとてもレトロ。
そのギャップが新鮮で自分が撮った時の気持ちなどもぐるぐると渦巻いて面白かったです。
モノクロ写真を見ていると自分が生まれてくるずっと前の時代にも様々な色があったんだろうなあと思いが巡ります。
個人的にモノクロ写真の持ち味は2つあると思っていて
「色を想像してしまう」「質感が際立ってみえる」ところに魅力を感じています。
紫陽花の色を自分の頭の中でイメージしてしまいませんでしたか?
目に見えたものを頭の中で補うというおもしろさが好きです。
↓これは同じ写真のフィルムの状態。
フィルムの状態と写真になった時の違いはこんな感じです。
色が反転しています。
黒は白に、白は黒に。
個人的にタバコは好きではないですが、情景としてとらえるのであれば好きです。
写真を通して気が付くことは、黒いところを黒だと言っても、反対から見ている人には白に見えていたりする
これは黒だと圧しつけるか、白に見える人もいるかもしれないと考えられるか。
僕は後者のような大人になれればいいなと思います。
理解し合おうとする姿勢はいくつになっても必要ですね。
今回はフィルムカメラの写真ばかりでしたが、今のところ生駒はデジタルが好きです。
キリッとした写りや透明感のある感じというのでしょうか。
これまたカメラでは「フィルム」か「デジタル」か論争があるかもしれませんね。
カメラに限らず、それぞれに持ち味が違うことがわかってくると、人に対しても優しくなれると考えています。
持ち味を生かすって結構大切。
めちゃくちゃ暑い日が続いていて生駒はすこし夏バテ気味です。(笑)
そんな時は冷たい飲み物でリフレッシュしています。
皆さん感染症だけでなく熱中症などにはお気を付け下さいね。
今回のブログはここまでです。
いつも最後までご覧くださってありがとうございます。
また次回もお付き合いください。