暑い日差しの中、田舎の畑にて
2020/08/24
先日お盆だったこともあり、実家に車で帰省しました。
今では都会暮らしの生駒ですが、出身は小さな田舎町でした。
大学から、大阪京都を出歩くようになり、良くも悪くも様々な物事や出会いがあることを学びました。
当時の僕は、実家は退屈で何もなくて面白くない。という思いを抱いていましたが、大人になるにつれ、都会と田舎それぞれが持つの魅力に気が付くようになりました。
今回はその時のお話。
かえってお盆のお墓参りをした後、
暑い日差しの中、梨を取りに行きました。
冷房の効いた車から一歩出ると暑い空気が立ち込めていてふらふらします。
ちょっとぬるくなった水を多めに飲んだ後、さあ収穫です。
写真で見ると涼しげですがこの日の気温も高く、立っているだけで汗が流れて来そうな暑さでした。
小ぶりな梨を適当に水洗いして
まるかじり。
日差しで温められているのでホカホカの梨でしたが、とってすぐ食べるのは美味しい気がします。
熱くなった梨の温度や、皮のジャリジャリする感じ、芯の方は少し酸っぱい。
「梨」という一つの果物に色々な感覚を刺激されました。
ペロリと完食です。
果物はどれもそれぞれに造形としての美しさがあるように感じられます。
よくよく見てみるといろいろなことを考えさせられます。
シンプルに「美味しい。」と言えることって大人になると少なくなってしまうように思います。
それは「美味しい。」だけでなく、「ありがとう。」「ごめんなさい。」など多岐にわたります。
分かったようなふりをしてしまったり、そうでないように繕ったり、大人になるといろいろな皮をかぶっているようにもおもえます。
シンプルに見えるものが、よく目を凝らしてみると複雑に見えるような気がします。
ですが見方を変えると、複雑に見えるものも紐解いていくと実はシンプルだったりします。
梨の気持ちを想像してみると、ただ単純に頑張っていたら気が付くと梨という果物になっていた。のかなと
「なんでブドウの味がしないの?」「梨だからです。」
「なんでそんな形なの?」「梨だからです。」
自分が果物だとしたら、どんな味がするのか。どんな見た目なのか。
そんなことを考えたりもしました。
丸くて小さくて房になっていて紫色で…となればブドウです。
丸くて薄い橙色ぐらいでリンゴのような形で瑞々しい…となれば梨。
それぞれの条件や特徴があるからそれらしさがある。
その特徴を取ってしまうとそれはもう別のモノです。
こんなことからでも多様性を学ぶことができますね。
それぞれのよさがあるから面白い。
僕は相手のいい所を見つけられる考え方を磨いていきます。
マスクを着けていることで、熱中症になってしまう方も多いというお話を耳にしました。
密でない場所では、マスクを外して木陰で深呼吸してみるのもいいかもしれません。
夕方になると涼しく感じられる時間もあります。それでも暑いですが、、、
冷房などを上手に使いながら、暑い季節を乗り越えていきましょう。
都会にしかない経験も大切ですが、自然が感じられる場所での体験の中にも多くの学びが隠されていることを感じます。
自然をぼーっと眺めている時間にもまた何かの考えがつながるときってありませんか?
そんな時間も大切にしていきたいと思います。
今回のブログはここまでです。
感染症の不安も大きく広がっていますが、正しく理解して必要な対策をしていきましょう。
過度に怯えず、過度に安心せず。できることをしていきましょう。
でもほんと暑いですね。
熱中症にも気を付けてください!
最後までご覧くださってありがとうございます。
最近色々なことがあったのでまたそのお話は次回させていただきますね。
ご期待ください。