生駒がダシをとった話
少し前、社長がファスティングをされていてその時の回復食としてダシを取ったというお話を聴きました。
ご存知の方も多いと思いますが、ファスティングは簡単に言えば断食です。
正しい方法で実践すると、食べないことで体を一度リセットできるそうで、減量という観点以外にも新陳代謝アップなどいろいろな健康的メリットがあるというもの。
ご関心のある方はぜひ調べてみてください。
ざっくり説明すると
※3日断食する場合。
3日調整(少しずつ食べるものを減らす。)
↓
3日断食(水や酵素ジュースなどのみ)
↓
3日回復(はじめはダシや具無し味噌汁から少しずつ食事を戻していく。)
といったように、3日するにも体がビックリしないように前後で調整回復が必要なんです。
ファスティングのことに加え、その時に作ったダシが美味しかったと聴いて、
空っぽだった身体にシンプルでいいものがしみ込んでいく様子を想像するととても惹きつけられ、
僕もやってみたい!と思ったのがきっかけで早速煮干しを買ってきました。
ダシなんかは初めてとるのでパッケージの後ろの説明を読むと、「頭と内臓を取って…」と書いていたのですが生駒はお構いなしで投入。
夜漬けておいて
朝見ると水が少し濁っていました。
「ダシ出てる!」と一人感動しながら次の工程
その後にさらに削り節を投入
一煮立ちさせてザルで濾して完成。
出涸らしはどんな活用方法があるのでしょうか、、、
料理上手な皆さんぜひご教授下さい。
出来上がりがこちらです。
濁りの強いダシでした。
いざ自分でやってみるとお店などでいただくものが透き通っていることや、えぐみのない綺麗な味を出すことがどれだけ大変なのかを実感しました。
朝一出来上がりを飲んでみると頭と内臓を取らなかった影響かいろんな味がしました。
水と魚というとてもシンプルな組み合わせなのに、飲んでみるととても複雑。
奥が深い世界だなあと感動しました。
素材の力を実感できるものを食べるとなんだか身体が元気になったような気がしますね。
シンプルなようで複雑なものを知るのはとても勉強になることが多いと感じます。
シンプルに見えるものほど複雑で、複雑に見えるものほどシンプル。
なるほどなるほど……メモ
個人的にはとても美味しく感じました。
ごちそうさまでした。
日常意識せず当たり前のように思っていたことも自分が経験することで、その難しさに気が付きました。
難しいことに気が付いた時はそれを得意とする人を尊敬できたり、自分が上手になった時には最初に困ったことを踏まえて伝えられたり、ダシを取ること以外にも通じることが見えてきました。
色んな体験は新しく世界が広がるような気がしています。
今回はここまでです。
台風が近づいています。
九州地方が被害が大きいと予報では言っていましたが、どの地域の方もどうか身の安全にご注意ください。
台風一過でいい天気がやってきますので、ひとまず乗り越えましょう。
また次回のブログもご期待下さい。