瞼を閉じるとまだ枕元に
.
こんにちは、dropの布施です。
.
.
先日のお休みの日が偶然にも父と重なり、祖母のおうちに連れて行ってくれました。
最近は父ともじっくり話す時間がなかったのでこんな時間を過ごすのは久しぶりでした。
.
.
.
わたしの祖母は京都の田舎でひとり暮らしをしています。
.
.
.
.
祖母のお家から、近くの場所を案内してくれました。
「今日は鹿いいひんね。」と祖母。
なんとびっくり鹿がたまに遊びに来るそうです。
.
.
これは全部、蕨!
.
.
.
もうこの時期だとだんだん堅く、そしてえぐみが増すのだそうで、
「でもせっかくだから取っていこう、まだ大丈夫よ。」と祖母。
.
.
.
「あたたかくなってくると、蛇が出るから気を付けて~。」と蕨のジャングルの中を平然と歩くたくましい祖母。
.
.
.
え、蛇!?と困惑し、まったく近づけないわたくし...。
足元チェックばかりしてなかなか進めないわたくしに代わって、祖母がひとりでたくさんつんでくれました。
.
.
.
.
.
ここはかやぶき屋根の音楽堂。
たまにコンサートが開演するんだそうです。
ほんと、日本昔話みたいな屋根。すごいなあ、立派だなあ。
.
.
.
「パン屋さんで16時に食パンを予約しているから、取りに行きましょう。」と近所のパン屋さんへ。
.
.
.
.
新緑でお庭もきれいだ~。
「この木はジューンベリーと言ってお家にも植えている木よ。ちょうど実がたくさん成っているから帰ってジャムを作ろうか。」とジャム作りをすることに。
.
.
.
.
.
たくさん実がついていて、そのまま一粒たべると甘くておいしい。
.
.
.
こんなにたくさん取れました。
6月に実が収穫できるから、June berry だそうですよ!
.
.
.
同時進行で蕨の佃煮も。
実山椒がぴりりとするおいしい佃煮を作ってもらいました。
.
.
.
.
.
.
.
おうちに帰ってさっそく。祖母の味をよばれる。
.
.
.
.
.
きれいな色。
Juneberryとlemonとsugar。
もちろんお味もとってもおいしかった。
さっきのパン屋さんで買ったくるみ食パンにのせて。
.
.
.
白ごはんがあればそれだけで。
.
.
春を堪能させていただく。
.
.
.
ここ最近はふつふつと気持ちがいっぱいいっぱいしていたのですが、
祖母と、父と、豊かな時間を過ごせて気持ちが軽くなりました。
こういう時間も、必要、なのです。
.
.