長い坂道の
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こんにちは、dropの布施です。
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8月3日 （晴れ）
たまたまお休みの日が重なり、ひさしぶりに家族と一緒におでかけ。
「11時に駅に来てね」と待ち合わせをし、バスに乗る。
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お店の場所と名前は秘密にしていて、着いてからのお楽しみと言いながら両親を案内したのは「Osteria CONACINETTA」
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白ワインと一緒に出してくださったのがクッキーのような、でも甘くなくて、ハーブ系のしっかりとしたお味のサクサクな食べもの。
これがまたおいしくておかわりがしたいぐらいだった。
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つぎつぎとテーブルの上に並ぶおいしい料理の数々。
ワインもすすむすすむ。
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my father!（ワインをぐびぐび飲むからどんどん顔が真っ赤になっていく...）
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my mother!（気のせいかなんだかいつもより仕草がお上品ですワ...）
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ゆっくりはなしをしつつも、料理がくるとみんなして撮影会がはじまる。
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食後にデザートと甘いドリンク。
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じつは、この日は父の誕生日。
お席の予約を電話するときにこっそりサプライズをお願いさせていただいていました。
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「おめでとうございます!」とお店のスタッフさんが運んできてくれたときは父は嬉しそうで、でもちょっと照れて恥ずかしそうにしつつ蝋燭の火を吹き消す。
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その後すぐに父ははっとしたような顔になり、「写真撮ってなかったな」と自分のライターでもう一度火をつけてテーブルの真中へささっと動かし満足そうにしてました。
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やー!
ワインと一緒にいただいた焼き菓子のようなかたいやつ（名前がわからない、、）を帰りに買っていこうと思っていたのに忘れてしまった!
お店の方とおはなしをして、そのまま笑顔でお店をでてしまった。うっかりしていた。またおうちでも食べたかった。最近ほんと記憶力が乏しい。日に日に乏しい。
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ですが、気持ちは切り替えて、さあ。おやつは別腹。
ふたたびバスに乗り継ぎ足を運んでのは「宝泉堂」
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きれいな中庭の緑、これまた風情あふれる素敵な景色。
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ここのお店の食べてみたかった念願のわらびもち～!
凝固剤は使われずに、わらび粉100パーセントと少量の砂糖だけで作られているわらびもち。
食べるとつるつる、というか、もうそれはどぅるんどぅるん。ほのかにあまくておいしい。
お好みで黒蜜をかけて食べるとこれまた格別。
（きっと2Lのペットボトル分ぐらいは食べれそう。）
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その後はパン屋さんと本屋さんに立ち寄ったりして、最後におうちで珈琲も淹れて。
隠していたプレゼントを渡すと子供のように喜んで中をあけている父。
一日が過ぎるのは早いもので「もうこんな時間!」と両親は足早にそうそう帰宅していく。
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久しぶりに家族と過ごしたいちにち。
最近のできごとや、聞いてほしかったはなしを一気に吐き出したちにち。
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気持ちがまいっていて余裕がなかった状態の自分が、両親と会うだけでこんなにすっきりしていた。
かけがえのないの時間をもらったのは私のほうだったのかもしれません。ありがとう。
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と、今日はなんとなく日記形式で書いてみました。
さて明日は水曜日だ。家族に会いに行こうっと。
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